プログラミング言語にはさまざまなものがありますが、昔から使用され今でも人気が高いのがJavaです。活用される分野も幅広く、Javaを習得すれば携われる仕事の範囲を一気に広げることができます。たとえば、WebサイトやWebサービスの制作は、Javaでできることの代表例として挙げられるでしょう。その背景には、Javaの特徴とも言える他言語より早い実行速度の存在があります。大規模だったり、多くの利用者がいたりするようなWebサイトやWebサービスの制作に有用です。

また、AndroidアプリやWebアプリ、デスクトップアプリといったアプリケーション開発もJavaでできます。特にスマートフォンの普及によって、Androidアプリの開発が活発になっている状況にあり、求人や案件が多数見つかるでしょう。それに加えて、開発環境はほとんど存在しないものの、スマートフォンやパソコンのゲーム開発においてもJavaが活用されています。ボードゲームにアクションゲーム、シューティングゲームなどジャンルに縛られることなく開発することが可能です。

そして、システム開発にもJavaが活用されています。そもそもJavaは、家電製品へシステムを組み込むために開発されました。ハードウェアやOSごとにプログラムを組む手間を省けるよう、依存しない汎用性の高さが活かされているのが特徴です。組み込み系システムのほか、基幹系システムや金融系システムもJavaで開発されていることが珍しくありません。これは、Javaがセキュリティ面に優れていることが理由となっています。